無店舗フランチャイズの中には、他とは違った技術・視点で勝負している独自サービス系のビジネスが見られます。ここではそんな独自サービス系の需要とビジネスモデルの一例、開業に必要な資金などの情報をまとめました。
無店舗をはじめとするフランチャイズの中には、いわゆるニッチ市場(隙間市場)に注目した独自サービスを提供している会社があります。多くの企業が参入していて競争の激しい市場・業界をレッドオーシャン、競合の少ない市場をブルーオーシャンと呼びますが、独自サービス系はブルーオーシャンに該当するでしょう。
独自サービス系のフランチャイズは、「ニーズはあるけれど対応できるサービス・製品が少ない」という部分に着目したビジネスであるため、一定数の需要があると考えられます。
また、競合が少ないということは、その市場を独占できる可能性があるということ。顧客を他社に奪われるリスクが少ないため、リピーターを獲得しやすいのが特徴です。
カーエアコン内部の熱交換器(エバポレーター)洗浄の特許技術により、ニオイの問題を解決するカーエアコンクリーニングを提供。
独自開発のオンリーワン技術を用いて、フランチャイズ展開を行っています。
単にふすまを貼り換えるだけでなく、アート性を持たせてスタイリッシュに仕上げる独自性のあるサービスを提供。
自宅の一角で開業でき、体に負担がかかりにくいため女性や定年後の開業にも向いています。
自然な肌触りで耐久力の高い、オリジナルの人工芝販売・施工を手がけるフランチャイズ。
競合が少ないニッチ市場で、人工芝を専門とする職人から技術を教えてもらえるのが強みとなっています。
独自サービス系のフランチャイズでは、そのフランチャイズならではのスキル・知識を習得する必要があります。まったくのゼロからのスタートとなることも多いため、研修内容についてチェックしておきましょう。
資金については業種によってかなりバラつきがあるため、説明会や資料請求で確認しておくことが大事。とくに収益モデルについては、具体的な例を挙げてもらうようにしましょう。
独自サービス系のビジネスを個人で展開するのはリスクが高いですが、フランチャイズであればすでに実績があるため、そのノウハウを活かして開業することができます。
巨大市場のフランチャイズに比べると顧客数も少なくなりますが、競合に顧客を取られる心配も少ないため、高収入を狙える可能性は高いと言えるでしょう。
フランチャイズの中から無店舗で開業できるか調査。独自サービス・技術の有無、初期・月額コストの安さ、サポートの手厚さという観点で3社を厳選しました。
希少性の高いサービスを展開し、
ブルーオーシャン戦略で
収益拡大したい人
可能な限り投資リスクを抑え、
需要に合わせて
事業を展開したい人
本部と密に連携し、
サービスレベルを徐々に
高めていきたい人
【このサイトに掲載するフランチャイズの選出基準】
2022年4月19日時点、アントレ(https://entrenet.jp/dokuritsu/KW027/)とマイナビ独立(https://dokuritsu.mynavi.jp/contents/S20)に掲載されているフランチャイズを上位20社ずつ選出。
その内、公式HPのURLが記載されていた35社を調査し、このサイトに掲載。
【3選の選定基準】
各社の公式HPを調査し、「無店舗で開業可能」と記載されているフランチャイズのうち、以下の条件で選出。
空気の洗車屋さん…該当企業の中で、唯一カーエアコンクリーニングのFCを展開しており、特許技術(特許6529145)を取得している。
TSUKUBITO…加盟金が0円のプランがあり、該当企業の中で、月額コストが最も安い(プランAの場合)。
カバーオール…該当企業の中で、研修の種類が最も多く、唯一月次の研修がある。