無店舗フランチャイズで物流・配送系のビジネスを始めるといった場合、どのようなスキル・資格が必要となるのでしょうか。物流・配送系ビジネスの需要な今後の見通し、必要となる開業資金の目安も参考にしてください。
インターネットを通じたショッピングが一般的となっている今、物流・配送系への需要は年々上昇傾向にあります。しかし、増え続ける小口配送のニーズに対し、大手物流業者は人員不足の状態。そこで注目されているのが、無店舗フランチャイズによる物流・配送サービスです。
高齢化社会が進む日本では、身体的な理由などで自由に買い物へ出られない高齢者が増え、今後さらにネット注文による配送が増え続けると考えられます。こういったニーズに対応できる物流・配送系無店舗フランチャイズの開業は、将来的な見通しも明るいと言えるでしょう。
配送には車を使用するため、普通自動車免許は必須です。ただし、平成29年(2017年)3月12日以降に免許を取得した方は、車両総重量3.5トン未満の車両しか運転できません。軽ワゴン車・軽トラックといった自家用車であれば問題ありませんが、大型トラックになると準中型自動車免許以上が必要となることもあるので、事前に確認しておきましょう。
とくにあちこちへ荷物を運ぶ必要がある小口配送では、ムダのないルートを選ぶ段取り力が必要。ある程度の土地勘があり、どの道を選んだら効率よく配送できるかといった段取りを組む力も必要となるでしょう。
もちろん、安全運転を心がけることも大切です。
どのような荷物であれ、配送する荷物はお客様へ届けられる商品です。
ダンボールなどで中身が見えないからとって雑に扱ったりせず、ひとつひとつを丁寧に扱い、無事にお届けするという意識を持つことが重要です。
軽貨物運送業で無店舗フランチャイズを開業する場合、必要となるのは加盟金・保証金・車両費・台車・駐車場代といった費用です。自己所有車両やリースを利用すれば開業資金を安く抑えることができますが、加盟金なども考慮すると最低でも50万円は必要となります。
さらにフランチャイズ本部に支払う毎月のロイヤリティ、ガソリン代・駐車場代といったランニングコストも踏まえて考えましょう。
ニーズが高まっている物流・配送系のビジネスですが、フランチャイズに加盟するなら「安定した案件受注が期待できるか」どうかを確認しておくことが大事。
また、ロイヤリティを支払っても十分な利益が期待できるかどうかも、熟考して決めるようにしましょう。
フランチャイズの中から無店舗で開業できるか調査。独自サービス・技術の有無、初期・月額コストの安さ、サポートの手厚さという観点で3社を厳選しました。
希少性の高いサービスを展開し、
ブルーオーシャン戦略で
収益拡大したい人
可能な限り投資リスクを抑え、
需要に合わせて
事業を展開したい人
本部と密に連携し、
サービスレベルを徐々に
高めていきたい人
【このサイトに掲載するフランチャイズの選出基準】
2022年4月19日時点、アントレ(https://entrenet.jp/dokuritsu/KW027/)とマイナビ独立(https://dokuritsu.mynavi.jp/contents/S20)に掲載されているフランチャイズを上位20社ずつ選出。
その内、公式HPのURLが記載されていた35社を調査し、このサイトに掲載。
【3選の選定基準】
各社の公式HPを調査し、「無店舗で開業可能」と記載されているフランチャイズのうち、以下の条件で選出。
空気の洗車屋さん…該当企業の中で、唯一カーエアコンクリーニングのFCを展開しており、特許技術(特許6529145)を取得している。
TSUKUBITO…加盟金が0円のプランがあり、該当企業の中で、月額コストが最も安い(プランAの場合)。
カバーオール…該当企業の中で、研修の種類が最も多く、唯一月次の研修がある。