店舗型でも無店舗型でも、フランチャイズに加盟する際には契約を締結する必要があります。
ここでは、フランチャイズの契約前に押さえておきたい注意点についてまとめました。「契約書は複雑で内容が分かりにくい」などと思わず、内容をしっかり確認しておきましょう。
フランチャイズ本部への加盟を検討する際には、必ず事業内容や契約書の内容について確認しておきましょう。
チェックしておきたいのは、「フランチャイズ本部に支払う費用」「契約期間はいつからか」「契約満了の更新と手数料について」「どのようなケースで違約金が発生するのか」「中途解約と解約金の有無」「競業避止義務」など。ちなみに競業避止義務とは、フランチャイズ本部と同じ、もしくは類似した事業を行ってはいけないという決まりです。
もし分からないことがひとつでもあれば、必ず本部に質問して内容の理解に努めてください。
多くのフランチャイズでは、加盟店にロイヤリティの支払いを義務付けています。
ロイヤリティとは毎月一定額または売上の何割かを支払うもので、いわばフランチャイズのブランド・ノウハウ・サポートなどの使用料。このロイヤリティを支払うことにより、加盟店はフランチャイズのさまざまなメリットを得ることができます。
しかし、ロイヤリティが高すぎると利益が出にくくなり、経営が圧迫される恐れがあります。ロイヤリティの計算方法をしっかり確認し、どれくらいの利益が見込めるかを把握しておきましょう。
フランチャイズのテリトリー制とは、営業エリアを指定し、他の加盟店の商圏を保証するもの。テリトリー制があると他の加盟店に顧客を取られるといった心配は少なくなりますが、どの程度商圏が保証されるのかについてきちんと確認しておくべきです。
ちなみにテリトリー制には、特定エリアのみでの事業が保証される「クローズドテリトリー制」、どの市場でも自由に営業できる「オープンテリトリー制」などがあります。契約書や法定開示書面に記載されている内容なので、きちんと確認しておきましょう。
法定開示書面とは、フランチャイズ加盟における契約書の内容を、加盟希望者に分かりやすく説明するための書面。この書面でフランチャイズ契約への理解をしっかり深めておくことは、契約時・契約後のトラブルを防ぐことにもつながります。
法定開示書面は、契約書の内容と照らし合わせてチェックすることが大事。法定開示書面に記されていない内容が、契約書に記載されていることもあるからです。
これに気づかず契約してしまった場合、有効となるのは契約書の内容となります。事前にしっかりチェックしておきましょう。
フランチャイズの中から無店舗で開業できるか調査。独自サービス・技術の有無、初期・月額コストの安さ、サポートの手厚さという観点で3社を厳選しました。
引用元:空気の洗車屋さん公式HP
(https://cleandevice.ne.jp/fc/)
希少性の高いサービスを展開し、
ブルーオーシャン戦略で
収益拡大したい人
引用元:TSUKUBITO公式HP
(https://start.yokubaribaikyaku.com/business)
可能な限り投資リスクを抑え、
需要に合わせて
事業を展開したい人
引用元:カバーオール公式HP
(http://www.coveralljapan.jp/)
本部と密に連携し、
サービスレベルを徐々に
高めていきたい人
【このサイトに掲載するフランチャイズの選出基準】
2022年4月19日時点、アントレ(https://entrenet.jp/dokuritsu/KW027/)とマイナビ独立(https://dokuritsu.mynavi.jp/contents/S20)に掲載されているフランチャイズを上位20社ずつ選出。
その内、公式HPのURLが記載されていた35社を調査し、このサイトに掲載。
【3選の選定基準】
各社の公式HPを調査し、「無店舗で開業可能」と記載されているフランチャイズのうち、以下の条件で選出。
空気の洗車屋さん…該当企業の中で、唯一カーエアコンクリーニングのFCを展開しており、特許技術(特許6529145)を取得している。
TSUKUBITO…加盟金が0円のプランがあり、該当企業の中で、月額コストが最も安い(プランAの場合)。
カバーオール…該当企業の中で、研修の種類が最も多く、唯一月次の研修がある。