無店舗フランチャイズのメリット

フランチャイズビジネスの中には、店舗無しで開業できる「無店舗フランチャイズ」と呼ばれるスタイルがあります。ここでは、その無店舗フランチャイズのメリットと、店舗型との違いといった情報をまとめてみました。

費用の安さと自由度が魅力の無店舗フランチャイズ

開業資金を抑えられる

無店舗フランチャイズの場合、店舗を取得することなく開業できます。そのため、店舗を構える際に必要な敷金・礼金・仲介手数料、場合によってはリフォーム費用といったコストが不要。物件取得に関する費用を抑えることができるため、店舗型に比べると比較的リーズナブルに開業できるのがメリットです。

毎月の固定費を削減でき、利益を上げやすい

実際に店舗を構えた場合、毎月の賃料・水道光熱費といったランニングコスト（維持管理のための費用）がかかってきます。

このランニングコストは売上に関係なく発生する固定費であるため、健全な運営のためにはある程度の売上が必要。しかし、無店舗であれば固定費を抑えることができるため、高い利益率が期待できます。

1人でも始められる

店舗型では、来客や営業に備えてスタッフが店内に常駐する必要があります。しかし、無店舗であれば来店対応の必要がないため、業種によってはオーナー1人でも開業可能。

1人で開業できれば人件費も浮きますし、自由に仕事ができるのでフットワークも軽くなるでしょう。

好きな場所で仕事ができる

店舗型フランチャイズの場合、お客様に足を運んでもらう必要があるため、基本的に営業エリアは店舗が中心となります。

一方、無店舗フランチャイズの場合はオーナー自身が出張するタイプが多いため、業種にもよりますがエリアを限定せず自由に営業することができるのです。

ネットを活用した事業であれば、さらに商圏を広げられるでしょう。

本部のサポートを受けられる安心感

フランチャイズに加盟せず個人で開業した場合、ビジネスに関する不安やトラブルがあっても、すべて1人で解決しなければなりません。

フランチャイズであれば相談・トラブル解決・仕入れ・広告戦略といったさまざまなサポートを受けられるため、業界未経験の人でもビジネスを始めやすいと言えます。

店舗型と無店舗型の違い

フランチャイズビジネスには、店舗型と無店舗型が存在します。

その名の通り、実際に店舗を保有しているのが「店舗型フランチャイズ」。店舗を持たない、もしくは自宅の一角・ごくわずかなスペースだけで店舗を構えずに開業できるのが「無店舗フランチャイズ」です。

無店舗フランチャイズの一例を挙げると、依頼に応じて出張作業を行うエアコンクリーニング・ハウスクリーニング、家具の修理やバッグ・靴などのリペア、結婚・転職・保険などのコンサルティング、ブランド品の買取など。新たに無店舗フランチャイズとして参入している企業も多く見られます。

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